失敗しないネイティブ英語講師の選び方トップイメージ

失敗しないネイティブ英語講師の選び方

英会話講師の教育レベル(学歴)

 オンライン英会話を始めるに当たり、スクールの選択が済んだならば、次に決定する必要が有る事は「どの先生からレッスンを受講するのか?」と言う、“講師(先生)選び”です。

 英会話講師を選ぶ際には、スクールによっては“日本人カウンセラー”や“日本人コンシェルジェ”、または“スクールカウンセラー”と呼ばれる「日本語を話す事ができるスクール専属の案内人」が居るので、その方に、「自分は〇〇を勉強したいんですが、良い講師を紹介してください」や「私の息子(娘)の〇〇を伸ばしたいんですが、どの講師が最適ですか?」と言った質問をしてみるのも“良いネイティブスピーカー講師を選ぶ方法”の1つです。

 しかしながら、スクールのカウンセラー(案内人)によっては、“比較的予約の取りやすい講師”の中から最適な講師を選んだり、“講師陣に対する勉強不足(情報不足)”が原因で、「良い先生を紹介してくれはしたものの、違う先生のレッスンの方が分かり易くて面白かった」なんて言う事も時折有ります。

 そこでここでは、ネイティブスピーカーの英語講師を選ぶ時(選択する時)に、“失敗しないコツ”として「何を参考材料に選ぶと失敗しにくいのか?」と言う“先生の選び方”について紹介してみたいと思います。

先生の“学歴”は知識の泉のバロメーター

 まず先生を選ぶ時に注意して見て頂きたいのが“先生の学歴”で、もちろん「高学歴 = 教えるのが上手な先生」と言う訳では無いのですが、やはり全体の講師の傾向として「学歴が高い講師ほど自らが学習で苦労した経験を持つ事が多い」ため、“生徒に対して親身に接してくれる先生”である場合が多いです。

 また、少し表現が悪くなってしまいますが、オンライン英会話講師として多いフィリピン出身者である講師の場合、日本と比較して“貧しい環境での生活”を送っている方が多い中、“高学歴の持ち主”となると、育った家庭環境がフィリピンの一般家庭と比べて裕福なケースが多くなります。

 そのため、現在、発展著しい“忙しいフィリピン経済”の中でも、“大らかな環境で育った先生”が多く、フィーリング的にも大らかな環境下で生まれ育っている“日本人と合いやすい”と言った傾向が見られます。

 さらに、やはり学歴が高い先生と言うのは英語に関する知識の幅が広く、“語彙力(ごいりょく)”、“表現力”、“文章想像力”も豊かな傾向があるため、年配の方にとっても、「会話が面白かったり」「内容が勉強になったり」することが多くなるでしょう。

 そこで、まず先生選びをする時には、講師の学歴欄に目をやって頂き、「何を大学で専攻しているのか?」または「どういった分野に興味を持った先生なのか?」に注意をして見ておくと、後で、“レッスン中の会話ネタ”にもなるのでおすすめです。

先生の“職歴(講師歴)”は見落とさない

 先生を選んでいる時に、“意外に見落としてしまいガチ”なのが“先生の職歴”についてなのですが、それは、多くの方が“英会話講師歴〇年”と言うところだけに注目してしまっているからです。

 もちろん、“英会話講師歴が3年以上”と言った先生は魅力的で人気が高いケースが多いですが、講師以外の職歴、つまり「講師以外にどのような職歴があるのか?」と言うポイントに目をやっておくことで、“もの凄く自分に合った良い先生”が見つかる事が有ります。

 良い先生が見つかる理由として、例えば、前職が“某有名ホテルでのウェイター”だったと言う先生が居た場合、この先生はホテルでの接客を行っていた経歴が有るため、“生きたビジネス英語”を使用した経験のある英語講師だと言えます。

 また、そう言った接客関係の仕事に付いていた先生は、人と話す事が仕事の一部だった事もあり“面白い先生”が多く、さらに本物のビジネス英語を学びたいのであれば、こう言った先生から学ぶ事で、実際の体験談や失敗談を元にした“欧米人を相手にした際の接客に対するマナー”や“礼儀”それに“作法”と言った物まで学習する事ができます。

 そのため、特に接客業務に携わった職歴が有る先生には、注目しておくのも“良い先生を見つける方法”で、学生の方の場合には、“自分が将来成りたい職業に就かれていた先生”と言うのも選択材料にして頂けると、さらにレッスンが楽しくなるでしょう。

英会話初心者は共通の興味が有る先生を

 英会話初心者の方が先生を選択する場合、できるだけ先生と共通の“趣味”や“興味”を持った先生を選択しておくと、レッスン中の英会話が盛り上がったり、話の内容が分かりやすくなったりしやすいので、覚えておいて頂ければと思います。

 特に初心者の方の多くは、“余り英語が話せない(得意で無い)”と言う方が多いと思いますので、先生との共通の話題を見つける事も“レッスンを楽しむ1つのコツ”でも有ります。

レッスン受講生から考える講師選び

人気のある講師のイメージ

 英会話講師を選択する際に、やはり“レッスンを受講する生徒の事を考えて先生を選ぶ事”が大切で、時にレッスンを受講する方が“お子さん”や“お孫さん”と言った、“大人では無い場合(レッスンを受講される方が現在このページで紹介している内容を読んでいない場合)”には特に気を付ける必要が有ります。

 そこで、続いての講師選びのポイントとして、「生徒側(レッスンを受講される方)によって違ってくる講師選び」に着目して紹介してみたいと思いますが、もしレッスン受講者が大人の方の場合には、このページを紹介して頂くなどして、「できれば直接レッスン受講者が読む」ようにして頂ければと思います。

 また、レッスン受講予定者が中学生・高校生や大学生と言った方の場合においても、「自分で先生を選ぶ事」が、その後の“レッスンに対するモチベーションを保つ切っ掛け”にも繋がりますので、「オンライン英会話ガイドには〇〇〇と書いて有ったから、この先生を選びなさい!」では無く、自主性を尊重して悪魔で先生を選ぶ参考材料としての知識として伝えて頂ければと思います。

講師の出身国や英語発音と12歳以下の生徒

 まず、レッスン受講を予定されている方が、「まだ12歳以下」と言ったお父さんお母さんが読まれている場合、特に“講師の出身国”や“英語の発音”には拘って頂ければと思います。

 その理由として、12歳を過ぎた辺りになってしまうと、英語を第二言語として上手に使える“バイリンガル”にはなる事が可能なのですが、「英語をネイティブスピーカーとして使えるようになる事は、ほぼ不可能」となってしまうためで、それ以前のお子さんの場合には、イングリッシュネイティブスピーカー(英語を第一言語と同様もしくはそれ以上使える者)となる事ができるチャンスが残されているからです。

 もう少し分かりやすく説明すると、「レッスン受講者がまだ12歳以下」の場合には、「先生が話す英語を完璧にコピー(再現する)事」ができるため、比較的訛りの少ない講師とレッスンを受講する事で、将来的に“とっても綺麗な英語を話す人”となる事ができます。

 そこで、もしも両親が英語を話せない場合の先生選びには、スクールカウンセラーに相談するなどして、“ネイティブスピーカーの講師”を先生として選択してあげてください。

 ここで、「両親が英語が話せない場合には、先生の英語を聞いて、自らが選んではいけないのか?」と言う疑問を持たれるかと思いますが、英語を話せない方が英語を聞いて先生を選んでしまうと、どうしても「自分にとって聞きやすい英語の先生」を選んでしまい、「ネイティブスピーカーの英語発音」とかけ離れてしまうケースがあるためです。

 そのため、「この英語はアメリカの東部訛りの入った英語だな」と言ったように、英語のイントネーションや発音を聞き分けられない方の場合には、カウンセラーに相談する事で、苦労する事無く良い先生を選ぶ事ができるので便利です。

 また、英会話スクールによって違う「在籍する講師の国籍」や「ネイティブ講師が在籍状況」については、以下のページでスクール毎の講師の国籍別在籍状況を紹介しているのでスクール選びの際にも参考にして頂ければと思います。

英会話初心者のための講師の出身国や英語発音

 次にレッスンを受講する方が「12歳以下で無い」ケースについて紹介していきたいと思いますが、特に学習者が“英会話初心者”の場合には、是非「自分が聞きやすい英語を話す先生」を選んで頂ければと思います。

 それは「アメリカ人だから綺麗な英語を話す」や「イギリス人だから発音が完璧だ」と言う風に考えていらっしゃる方もいらっしゃいますが、例えば日本でも“青森訛りの日本語”や“沖縄訛りの日本語”が分かりにくい(分からない)ように、英語でもそれと同様な事が有るためです。

 また、残念ながら12歳を超えてしまったため、英語の発音のフルコピー(完全再現)ができなくなってしまっているため、「自分自身で考えて英語学習を行う必要性」が生まれてしまっています。

 そのため、最初は「自分が聞き取り易い英語を話す先生」を選び英語に触れていき、ある程度英語に慣れてきたところで徐々に色々な先生の英語を聞く練習をし、その後、「レッスンが上手な先生」や「幅広い知識を持った先生」から英語学習をする事で英語の伸びを早める事ができます。

 こうする事で、特に英会話習いたての頃「先生の英語が早すぎて全く分からない」や「先生の英語は聞き取りにくい」と言った不満やレッスンに対するストレスから解放されやすくなります。

アルバイトの先生は避ける

 オンライン英会話だけでなく、海外の語学学校でも、良く“アルバイトの英会話講師”が働いているところを見かけるのですが、このアルバイト講師と言うのはできるだけ避けるようにして頂けたらと思います。

 その理由として、“レッスンが下手”や“生徒思いじゃない”と言った点は理解できるのですが、講師として最も大切な“レッスンに対するプロ意識”が欠け大きな問題となる事も有るので、後々のトラブルも考え、オンライン英会話ガイドとしては「できるだけ避ける事」をおすすめ致します。

To page top ページの先頭へ